雑感

いま気がかりなことー中国の党大会から

中国での党大会が10月22日に終了しました。私は2001年から2011年まで中国の大連と上海で過ごしたこともあって、中国の情勢には関心を持ってきました。さらには1948年まで、北京で生まれ育ち北京の人々に囲まれて大切にしてもらったことは、親...
社会問題

マイナカード問題の正体

いまの日本は、問題があふれかえってそれを追っていくだけで精いっぱいです。思いがけない展開に目を奪われて時間が過ぎていきました。今回取り上げるマイナカードについても、8月にはそれほど焦点になっていなかったので、落ち着いて考えることができると思...
雑感

混乱する社会の中で

サイト原稿を書きかけているうちに、そのまま次々さまざまな出来事が起こり、それに目を奪われて呆然とする毎日、というのが私のこの夏の状況でした。政治家と統一教会の問題・現在の社会でのカルトの問題・国葬問題・オリンピック資金の闇・コロナの拡大と死...
雑感

安倍元首相銃撃事件雑感

今年7月8日安倍元首相が銃撃された事件の第1報に、私は1963年のケネディ暗殺事件を思い出していました。それは銃が使用されたということで、とっさに思ったことです。日本では銃は暴力団抗争のときに使われる程度で、日常的な場での登場は考えにくかっ...
社会問題

参院選と民主主義

7月10日の参院選の投票日が近づいてきました。相変わらず投票することが国民主権の発露の形であると語られ、たしかにそうなのですが、投票する側にとってはこの頼りない1票が国民主権だ、と言われても心の底のなんだかなぁ、という思いは振り切れないので...
音楽

煌めく音が紡がれる エベーヌSQ

6月18日びわ湖ホールの小ホールでエベーヌ弦楽四重奏(以下略してSQ)の演奏を聴きました。数々のコンサートで世界的な知名度のある素晴らしい多くのSQの演奏に触れてきましたが、その私の記憶の中でも、言葉を失うほどとびっきりの演奏に出会い、心底...
社会問題

「維新」支持者の闇

参議院選挙が近づいてきました。世論調査によれば自民党はともかく「維新」の躍進ぶりが大きく取り上げられています。「維新」は、私とは決して相いれない政党であるだけに、逆にいったい誰が支持しているのか、その理由が何なのか、を考えることでいまの日本...
社会問題

京都の危機(北山再開発計画)

私自身は日本の愛国者かどうか、さぁどうかな、といったところですが、京都に関しては愛着があり独特の雰囲気が好きです。でもそれが「好きでした」になりそうで、京都の施策に首をかしげることが多くなりました。目新しさの追求に走り、品位を疑う内容のもの...
健康

不眠と格闘する

2008年あたりから不眠に悩まされてきました。当時、大連在住で、私の周囲は不眠とは無縁な人ばかりで、全く理解されず往生しました。薬局へ相談に行きますと店員が「睡眠薬を飲んだら死ぬよ」と脅かします。夜の来るのが鬱陶しく、いっそのこと眠くなるま...
雑感

流れ去る時間

4月も終わりに近づいて、今年は時間の流れがいつになく早い、とあらためて感じています。次々に起こる出来事に目を奪われるまま、それを消化するだけで手いっぱいになっています。それとも、それは私個人の感じ方なのでしょうか。たしかに10歳までの子供の...