雑感

雑感

権力へのアディクション

日本の絶望的な状況がつづいている背景には、目も当てられないほどの公然たる権力の私物化があげられると思っています。安倍⇒菅⇒岸田と進んで現在、岸田首相の権力志向はもはやアディクションの域に達しているようです。ひたすら自分の思うがまま権力の行使...
雑感

いま気がかりなことー中国の党大会から

中国での党大会が10月22日に終了しました。私は2001年から2011年まで中国の大連と上海で過ごしたこともあって、中国の情勢には関心を持ってきました。さらには1948年まで、北京で生まれ育ち北京の人々に囲まれて大切にしてもらったことは、親...
雑感

混乱する社会の中で

サイト原稿を書きかけているうちに、そのまま次々さまざまな出来事が起こり、それに目を奪われて呆然とする毎日、というのが私のこの夏の状況でした。政治家と統一教会の問題・現在の社会でのカルトの問題・国葬問題・オリンピック資金の闇・コロナの拡大と死...
雑感

安倍元首相銃撃事件雑感

今年7月8日安倍元首相が銃撃された事件の第1報に、私は1963年のケネディ暗殺事件を思い出していました。それは銃が使用されたということで、とっさに思ったことです。日本では銃は暴力団抗争のときに使われる程度で、日常的な場での登場は考えにくかっ...
雑感

流れ去る時間

4月も終わりに近づいて、今年は時間の流れがいつになく早い、とあらためて感じています。次々に起こる出来事に目を奪われるまま、それを消化するだけで手いっぱいになっています。それとも、それは私個人の感じ方なのでしょうか。たしかに10歳までの子供の...
雑感

わたし的検索「ウクライナ」

悪夢としか思えないようなプーチンによるウクライナへの侵攻が始まって以来、時間だけがいたずらに経って死傷者が増大していく痛ましさに言葉を失います。裏側では国際的に停戦に向けての動きが慌ただしく続いているはず、とそれに期待するばかりです。洪水の...
社会問題

2021年追想(2)

2021年に起こった政治的社会的な出来事については、さまざまなメディアで取り上げられているので、いまここで取り上げるまでもないことなのかもしれません。しかし今回は、ほとんど論じられないまま、私の心でくすぶっていることを述べてみたいと思います...
雑感

2021年追想(1)

2021年もあと1時間足らず。この1年は次から次へと起こるさまざまな慌ただしい出来事のうちに、ヌルっと過ぎていくような気持ち悪さがつきまといました。ひとまとまりになって絡んでいるそれを少しずつ紐解きながら、考えてみたいと思いました。  20...
回想

寒さをしのぐ

本格的な寒さが訪れようとしています。京都の寒さは「底冷え」。身体の中心部そのものが冷えを放って皮膚に伝わってくる寒さで、なかなかの兵です。中国語では「寒冷徹骨」すなわち「骨を突き通す寒さ」とさらなる表現の激しさ。   私が小学生低学年のころ...
雑感

匿名について思うこと

ネット社会ではだれもが気軽に発信できます。しかし、発信に際して匿名にするか、本名にするかは、日本のように相手をいつも意識する社会では大変悩ましいもんだいです。私は、ある程度私を知っている人には推測できる匿名にしています。理由は、私の名前が大...